「会社を良くしたい」という一心で、誰よりも働き、熱く語りかけているはずなのに、なぜか社員との温度差が埋まらない。 ふとした瞬間に、「自分だけが空回りしているのではないか」という孤独感に襲われることはないでしょうか。
多くの経営者が「社員に危機感がない」「主体性がない」と嘆きます 。しかし、もしあなたの組織が停滞しているのなら、それは社員の能力の問題ではなく、リーダーシップの「質」が、組織のフェーズと合わなくなっているサインかもしれません。
今回は、優秀な経営者が実践している、組織を停滞から救い出し、高収益体質へと導くためのリーダーシップの極意について掘り下げていきます。
Q1. 何度言っても、社員に「危機感」がありません。私の熱意不足でしょうか?
A. いいえ、熱意の問題ではありません。「優しさ」の定義がズレている可能性があります。
「会社が潰れるかもしれない」「もっと成長しなければならない」という危機感は、経営者だからこそ持てるものであり、社員に同じレベルの感情を求めるのはそもそも無理があります。
しかし、社員が動かない最大の原因は、実は経営者自身が作り出している「ぬるま湯の居心地」にあることが多いのです。
「社員に嫌われたくない」「厳しくして辞められたら困る」という無意識のブレーキがかかっていませんか? 今の実力に見合わない評価を与えたり、未達でも「頑張ったから」と許容してしまう。一見「優しい」リーダーに見えますが、これはビジネスにおいては「弱さ」です 。
本当に優秀なリーダーは、「優しさ」の定義が違います。 「市場で勝ち残り、高収益を上げ、その結果として社員に高待遇で報いること」こそが最大の愛であり優しさだと知っています 。そのために必要な規律や成果を厳しく求めることは、決して悪ではありません。
「居心地の良さ」ではなく、「成長する組織の緊張感」を与えること。それがリーダーの役割です。
Q2. 私が先頭に立って引っ張らないと、現場が回りません。どうすれば右腕が育ちますか?
A. あなたが「正解」を言い続ける限り、右腕は育ちません。
創業期において、社長の馬力で引っ張るスタイルは正解でした。しかし、組織が大きくなってもそのままだと、社員は「社長が何とかしてくれる」という思考停止に陥ります。
皮肉なことに、社長が優秀で働き者であればあるほど、幹部は育たないのです。
リーダーシップのステージを変える必要があります。 これまでは「俺の背中についてこい(牽引)」でしたが、これからは「このルールと基準で判断せよ(統率)」へシフトしなければなりません。
具体的な指示(答え)を出すのではなく、判断するための「モノサシ(理念・戦略・数値基準)」を渡してください。 「今の会社の戦略に照らして、君はどうすべきだと思うか?」 そう問い続け、失敗させ、修正させるプロセスを経なければ、いつまでも「社長の個人商店」からは脱却できません。
Q3. 「理念」や「ビジョン」を語っても、現場がシラけている気がします。
A. 精神論だけで語っていませんか? 「成果を出すためのロジック」が必要です。
「夢」や「想い」だけで人が動くのは最初だけです。特に優秀な幹部社員ほど、シビアに経営者を見ています。「社長の言っていることは美しいが、それで飯が食えるのか?」と。
彼らを本気にさせるために必要なのは、情熱に加えて「論理性(ロジック)」です。
- なぜ今、この変革が必要なのか(市場背景)
- この戦略を実行すれば、会社はどう強くなるのか(勝算)
- その結果、彼らにどんなメリット(報酬・キャリア)があるのか
これらを「単なるイメージ」ではなく、具体的な数字と戦略で語れるようになった時、初めて幹部は「このリーダーについていけば、いい景色が見られるかもしれない」と予感し、目の色を変えます。
最後に:リーダーシップは「孤独」に磨くものではない
ここまで厳しいこともお伝えしましたが、これらをたった一人で実践するのは容易ではありません。 多くの経営者が、Googleで「組織 作り方」「後継者 育たない」といったキーワードを検索し、正解のない悩みに時間を費やしています 。
しかし、リーダーシップは天性の才能ではなく、正しい型と戦略を学べば身につく「技術」です。
MiraQ(ミラク)には、あなたと同じように「仲良しクラブ」ではなく「真に強い会社」を目指す、実践者たちが集まっています 。 もし、今の延長線上にない組織を作りたいとお考えなら、一度「定例研究会」を覗いてみてください。
そこにあるのは、経営者としての視座を一段引き上げる「本気の議論」です。右腕として育って欲しい幹部と一緒に参加されることをお勧めしています。
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プロフィール
一般社団法人未来に輝く企業づくり研究会
中村秀和
社員がイキイキと働き、会社が成長する仕組みづくりを支援することで、未来の子ども達が希望を持てる社会をつくるこを目指して活動しています。
事業の成長と発展でお悩みの企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
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