1. はじめに:なぜ、あなたのチームは「指示待ち」になってしまうのか?
「どうして、俺ばかりがこんなに働いているんだ…」
「指示を出さなければ誰も動かない。自分が休むと、会社が止まってしまう。」
そんな孤独や疲弊を感じたことはありませんか?
あなたも「社員の自主性を引き出したい」と願っているのに、現実は“指示待ち”の連続。細かく指示を出せば出すほど社員は考えなくなり、気づけば経営者であるあなたが最も追い詰められてしまう――。
もし、この悪循環から抜け出せるとしたら?
そして、社員が主体的に動き、あなたが本来集中すべき戦略策定や企業成長に力を注げるとしたら?
この記事では、そのカギとなる「実践的リーダーシップ」を解説します。
2. チームを動かすリーダーシップの第一歩:「フォロワーシップ」を育てる
リーダーシップは経営者一人の力だけでは発揮できません。
では、どうすればチーム全体を巻き込み、主体的に動く組織をつくれるのでしょうか?
その答えは「フォロワーシップ」にあります。社員が自ら考え、行動し、チームを前進させる力。これがなければ、経営者は永遠に“指示役”から抜け出せません。
あなたの会社の社員は、フォロワーシップを発揮できているでしょうか?
フォロワーシップを育てるための3つの原則を、中小企業に合った実践例とともに紹介します。
2-1. 情報を「共有」する
あなたの会社では、数字や現状をどこまで社員と共有していますか?
大企業のようなシステムは不要です。週に一度の朝礼で「前週の売上目標達成率」を共有するだけでも、社員の意識は変わります。「経営者だけが知っている数字」を「みんなで見る数字」に変えること。それだけで当事者意識が芽生えます。
2-2. 心理的安全性を確保する
「こんなことを言ったら叱られるかもしれない」と思えば、社員は黙り込みます。
では、あなたの会社は“失敗しても挑戦を評価できる場”になっているでしょうか?
例えば、会議の最後に「失敗から学んだことを一つ共有する時間」をつくるだけでも、空気は変わります。
2-3. 「目的」を明確にする
あなたの社員は「なぜその仕事をするのか」を理解しているでしょうか?
単なる「売上目標」ではなく、「この新規顧客開拓は未来の会社を支える基盤になる」と伝える。中小企業では経営者の言葉が社員に直結して響きます。
3. 経営者が身につけるべき3つの実践的リーダーシップスキル
あなたは、リーダーシップを“生まれ持った才能”だと諦めていませんか?
実はそれは誤解で、リーダーシップは後天的に磨けるスキルです。
では、明日からでも始められるスキルとは何でしょうか?
3-1. 質問力:社員の「答え」を引き出す
普段、あなたの会話は「指示」中心ですか?それとも「問いかけ」中心ですか?
「どうすればこの課題を解決できると思う?」
「その提案をもっと良くするには?」
こんな問いかけ一つで、社員は「考える人」に変わります。あなたがすべて答えを出すのではなく、社員の知恵を引き出す――これこそが中小企業経営の成長の原動力です。
3-2. 承認力:成長を促すポジティブなフィードバック
社員を褒めるとき、あなたは「結果」だけに注目していませんか?
「〇〇さんが先週の顧客対応で見せた粘り強さ、本当に助かったよ。」
具体的に承認されると、社員は「自分の行動が会社に役立った」と実感します。
では、あなたは直近で社員のどんな努力を承認しましたか?
3-3. 委任力:経営者の「手放す勇気」
「自分でやった方が早い」――そう思って、仕事を抱え込んでいませんか?
経理業務の一部、営業の初期対応、細かい判断…。
これらを社員に任せれば、あなたは戦略策定や経営改善にもっと時間を使えるはずです。
あなたが「手放す」と決めたら、会社はどう変わるでしょうか?
4. チームを動かす戦略策定と経営改善の具体例
では、リーダーシップを実践に落とし込むと、どのような経営改善が可能になるのでしょうか?
4-1. 定期的な1on1ミーティング
あなたは社員一人ひとりの声を、最後にじっくり聞いたのはいつですか?
週1回15分でもいい。経営者が直接耳を傾けるだけで、信頼関係が強まります。
4-2. プロジェクトチームの組成
部署を越えて「3人チーム」をつくり、新しい施策に挑戦させる。
「社員に任せると失敗するかも…」と不安になりますか?
しかし、その小さな失敗が大きな成長につながります。
4-3. 評価基準の見直し
社員の評価は「数字」だけで決めていませんか?
挑戦の姿勢やチームへの貢献を加点するだけで、社員は「数字を追う」から「組織を良くする」行動に変わります。
5. まとめ:実践的リーダーシップが中小企業の未来を創る
もし、今日からあなたが「質問する」「承認する」「委任する」を一つでも実践したら、会社はどう変わるでしょうか?
リーダーシップは、特別な才能ではなく日々の小さな実践の積み重ねです。
経営者が問いかけを変え、承認を伝え、手放す勇気を持つことで、チームは主体的に動き出し、経営改善と企業成長が現実のものとなります。
あなたは、明日社員に最初にどんな問いかけをしてみますか?
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プロフィール
一般社団法人未来に輝く企業づくり研究会
中村秀和
社員がイキイキと働き、会社が成長する仕組みづくりを支援することで、未来の子ども達が希望を持てる社会をつくるこを目指して活動しています。
事業の成長と発展でお悩みの企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
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