「勉強熱心な社長」ほど陥る罠。あなたの「学び」が会社の「利益」に直結しない本当の理由

~社長に求められる「スキルアップ」は、実務能力を高めることではない~

経営者の皆様とお話ししていると、本当に勉強熱心な方が多いことに驚かされます。 週末はセミナーに参加し、話題のビジネス書を読み込み、最新のマーケティング手法をキャッチアップする。

しかし、同時にこのような「焦り」にも似た悩みをよく耳にします。

「これだけ勉強しているのに、なぜか会社が変わらない」

「新しい手法を取り入れても、現場がついてこず、結局自分がやる羽目になる」

もし、あなたが今同じような閉塞感を感じているなら、それは「鍛えるべき筋肉」を間違えている可能性があります。

今回は、多くの経営者が誤解している「社長のスキルアップ」の本質と、会社を次のステージへ導くための「思考法(マインド)」についてお話しします。

■ その「勉強」は、誰のためのものか?

まず、残酷な事実をお伝えしなければなりません。 社長であるあなたが、エクセルを高速で処理したり、最新のSNS運用テクニックを覚えたりしても、会社の利益はほとんど増えません。

なぜなら、それは「現場(プレイヤー)」のスキルだからです。

創業期であれば、社長自身が最強のプレイヤーとして稼ぐ力(実務スキル)が必要でした。 しかし、組織を持ち、会社を成長させるフェーズに入った社長に必要なのは、「How(どうやるか)」を磨くことではありません。

「What(何をやるか)」と「Why(なぜやるか)」を決める力です。

多くの経営者が、現場の課題解決(How)のための勉強に時間を使いすぎています。 「どうすれば効率よく回るか」ではなく、「そもそも、この事業は3年後も社会に必要なのか?」を問うこと。 この「問いの質」を変えることこそが、経営者のスキルアップの第一歩です。

■ 経営者マインドを磨く「3つの思考シフト」

では、具体的にどのような思考法を身につければよいのでしょうか。 「プレイヤー思考」から「経営者思考」へ切り替えるための、3つの視点をご紹介します。

1. 「時間軸」のシフト:今日ではなく「3年後」を生きる

現場の社員は「今日の業務、今月の目標」を追うのが仕事です。 だからこそ、社長だけは「未来」に住んでいなければなりません。

目の前のトラブル対応に追われている時、「これは3年後の会社にとって、どのような意味を持つか?」と自問してください。 もし、それが未来に繋がらない単なる業務なら、それはあなたの仕事ではありません。勇気を持って任せるか、仕組みで解決すべきです。

2. 「空間軸」のシフト:虫の目ではなく「鳥の目」を持つ

現場に入り込むと、どうしても細部(虫の目)ばかり気になります。 「あの社員の接客がなってない」「資料のここが違う」

しかし、経営者の仕事は、会社全体、市場全体、そして社会全体を俯瞰すること(鳥の目)です。 「なぜ、そのミスが起こる構造になっているのか?」 「競合他社は、なぜあのような動きをしているのか?」 一段高い視座から全体図(エコシステム)を描く訓練をしてください。

3. 「抽象度」のシフト:具体と抽象の往復運動

これが最も重要です。 現場で起きた具体的な事象(クレームや成功事例)を、そのまま放置せず、「つまり、これはどういうことか?」と抽象化(ルール化・概念化)する力です。

  • × プレイヤー思考: A社からクレームが来た → 急いで謝罪に行こう。(対処)
  • ○ 経営者思考: A社からクレームが来た → これは当社の提案プロセスの不備が原因だ。同じミスが起きないよう、全社のマニュアルを改定しよう。(仕組み化)

この「抽象化能力」こそが、社長の学びを組織の資産に変える鍵です。

■ 「OS」をアップデートせよ

新しいアプリ(知識・ノウハウ)をインストールする前に、まずはあなた自身のOS(思考法)をアップデートする必要があります。

OSが「プレイヤー仕様」のままでは、どんなに高尚な経営戦略を学んでも、結局は現場の戦術論に矮小化されてしまいます。

「忙しい」を言い訳にして、思考を止めていませんか? 手足を動かすことだけが仕事だと思っていませんか?

社長が汗をかくべきなのは、現場作業ではなく、「脳みそ」です。

■ 思考の「癖」は、環境で変えられる

とはいえ、長年染み付いた思考の癖を、一人で矯正するのは至難の業です。 日常業務に戻れば、すぐに現場の引力に負けてしまいます。

だからこそ、私たち「MiraQ(未来に輝く企業づくり研究会)」のような「場」があります。

MiraQの定例研究会は、単なる知識の詰め込みの場ではありません。 経営者や管理職など立場を超えて前向きに良い会社を作ろうとする者同士が議論し、互いの視座を高め合い、強制的に「経営者の頭」に切り替えるためのコミュニティです。

「あ、今の自分は現場の視点に落ちていたな」

「この課題は、もっと高い視座で捉えるべきだったな」

そんな気づきの連続が、あなたの経営者としての器を広げ、結果として会社の成長スピードを劇的に変えます。

「実務」から「経営」へ。 本当の意味でのスキルアップを目指すなら、ぜひMiraQの扉を叩いてみてください。 そこには、視座を高め合える仲間が待っています。

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同じ志を持つ経営者仲間との対話は、あなたの視座を強制的に「未来」へと引き上げます。 日常の喧騒から離れ、経営者としての「第2領域(緊急でないが重要なこと)」に没頭できる時間を、私たちと一緒に作りませんか?

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プロフィール

一般社団法人未来に輝く企業づくり研究会
中村秀和

社員がイキイキと働き、会社が成長する仕組みづくりを支援することで、未来の子ども達が希望を持てる社会をつくるこを目指して活動しています。

事業の成長と発展でお悩みの企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。

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