
開催概要
2025年9月11日(木)、MiraQ(ミラク)の定例研究会を開催しました。
会場は大阪、天満橋の『エル・おおさか』
今回は、現地15名、オンライン2名、合計17名の方にご参加いただきました。
今月は皆さんお仕事がお忙しい中でしたね。ありがとうございます!

今回のテーマは「効果的な販売促進」。 前回は販売戦略の話でしたね。今回はさらに一歩進んだ、販売促進について。
戦略を立てることも勿論大切ですが、販売を促進していくことも企業にとってはとても大切ですね。
当日の流れ
16:00 | 代表 中村の挨拶 アイスブレイク「最近のハッピーニュース」 事前動画教材のポイント振り返り |
16:20 | ディスカッション① 「あなたの会社の販売促進活動は“誰に、どの段階で、どう働きかけるべきか”を整理できていますか?」 |
16:45 | 意見共有 |
17:10 | 事前動画教材のポイント振り返り |
17:15 | ディスカッション② 「自社の課題(ボトルネック) に対して効果的な“打ち手”は何ですか?」 |
17:40 | 意見共有 |
17:55 | 振り返り |
18:00 | 閉会 |
参加者からは下記のような声があがりました。
- 会社の販売促進活動はある程度パターンが決まっているが、経験値からこうすれば良いということも実際にある。
- 会社の仕組みとして整理できていない部分があるので誰でもできるようルール化するのも大切
- 困りごとが起きる前にこちらから気づきを与え、向こうが納得するとほぼ決まる。自社の価値をどれだけ伝えていけるのか。
- 価格競争になったときの打ち手が必要
- 相手の意見に打ち返すことで精一杯になっている部分もある。こちらから前に出て先を読んで動けるようになりたい。
スタッフメモ ~運営の視点から~
今回の研究会のテーマは「効果的な販売促進」でした。
販売促進というと「広告」や「キャンペーン」をイメージしがちですが、実際に議論を重ねると、
もっと広い意味で“顧客との信頼関係をどう築いていくか”が本質であると感じました。
印象的だったのは、「困りごとが起こる前に、こちらから気づきを与えることが大切」という意見です。
お客様自身も気づいていない課題を先回りして伝えることで、提案に説得力が増し、結果的に信頼につながるのだと実感しました。
また、自社の価値をどう伝えるかという点でも多くの意見が出ました。
例えば、国内工場を持つ強みを外部に知ってもらうために工場見学を企画することや、
単に「高い」と受け取られないよう、価格に見合う付加価値を丁寧に示すこと。BtoBにおいても、最終的には消費者の視点を意識することが重要ですね。
さらには、少数精鋭ならではのスピード感・データ提示の工夫など、各社の強みを活かした販売促進の工夫も共有されました。
「まず認知してもらうことが前提」というシンプルながら重い言葉も印象的でした。
一方で、子会社の立場からは「本社を動かすのは難しい」という声もありました。
理想と現実のギャップに悩む場面も多いですが、その中で自社に合った戦い方を模索することこそが、販売促進の第一歩なのだと気づかされました。
販売促進は単なる「売り方」ではなく、顧客にどう信頼され、どう価値を理解してもらうか。
その積み重ねこそが成果につながるのだと改めて感じる回となりました。
次回のテーマは「効果的な組織づくり」です。今回得た気づきを実行に移すためには、組織としてどう動けるかが鍵になります。学びがまた一段と深まりそうです!



MiraQ LETTER(ミラクレター)
定例研究会で行われたディスカッションをニュースレター(PDFファイル)にてご覧いただけます。
次回の定例研究会のご案内
【テーマ】 | 「効果的な組織づくり」 |
【日時】 | 2025年10月9日(木) |
【会場】 | エル・おおさか 南101 (予定) もしくはオンライン |
次回のテーマは「効果的な組織づくり」です。このテーマも企業にはかかせないことですね。
初めての方も、経営者ではない方もぜひお気軽にご参加ください!
入会をご検討の方へ
MiraQは、企業の規模や業種を超えて経営者や経営幹部が共に学び、自社を良くする力を育むコミュニティです。
法人単位の入会で定例会にご参加できます。
※MiraQ(ミラク)=未来に輝く企業づくり研究会