
開催概要
2026年7月9日(木)に、第16回MiraQ定例研究会を開催しました。

今回のテーマは商品戦略です。
商品と聞くと、メーカーや小売業が扱う形のあるモノをイメージしがちですが、目に見えないサービス、体験、仕組み、関係性もすべて大切な商品であるという定義のもと、自社が本当にお客様に届けている価値について見つめ直しました。
自社の強みをただ押し付けるのではなく、買い手が何を求めているのかというマーケットインの視点に立ち、理想の顧客像を描きながら、自社の商品力をどう磨いていくか。今回も非常に熱い議論が交わされました。
当日は、リアル会場に20名、オンラインで7名の計27名の方にご参加いただきました。
当日の流れ
| 16:00 | 代表 中村の挨拶 アイスブレイク 事前動画教材のポイント振り返り |
| 16:20 | ディスカッション前半 |
| 17:00 | 休憩 |
| 17:05 |
ディスカッション後半 |
| 17:40 | 意見発表 |
| 17:55 | 振り返り |
| 18:00 | 閉会 |
参加者からは下記のような声があがりました。
ワークや各グループでの対話を通じて、参加者の皆さまからは次のような深い気づきや明日からの行動目標が共有されました。
- 理想の顧客像に対する視点の変化
理想の顧客を考える際、つい自社にとって都合の良いお客様を想像してしまっていたことに気づいた。自社の商品やサービスを通じて、本当に課題を解決し、幸せに導くことのできる相手こそが本当の理想なのだとパラダイムシフトが起きた。 - 自社の強み(ファンクションとセンス)を共通認識に
品質(F:ファンクション)や納期、コストはどの会社も当たり前にクリアしている。だからこそ自社ならではの強みやセンス(S)を言語化し、社内全体で自分たちは何を売っている会社なのかを共通認識として持てるようにしたい。 - お客様の目線・現場の目線に飛び込む
自社の価値をひとりよがりで決めるのではなく、なぜ競合ではなく自社を選んでくれたのかを直接お客様に聞きに行く。新商品の開発に向けて、自らも市場やユーザーの立場に身を置いて体験してみることが不可欠だと感じた。 - 価値の見える化とブランド化の重要性
価値を伝えていくためには、ただ言葉で並べるだけでなく見える化が必要。独自の想いや思想をホームページのブログなどで可視化・発信していくことも、これからの大切な第一歩になるとイメージできた。
スタッフメモ ~運営の視点から~
■ 私たちが届けている真の価値とは
ワークの第1パートでは、自社の価値交換について考えました。
私たちココフルが、手続き代行などの社労士の枠を超えて顧問先様に届けている本当の価値とは何だろう、と改めて自分自身に問いかけました。
浮かび上がってきたのは、理念をお客様の喜びと発展につなげる提案です。 単に法律上、こうですという判断を伝えるだけなら、今の時代、誰でも(それこそAIでも)調べれば分かります。私たちは、お客様に喜んでもらうことはもちろん、その一歩先にあるこの会社がどうすればさらに発展できるかまでを徹底的に考えたプラスアルファの情報提供や、迅速なレスポンスを大切にしています。
この付加価値の提供とスピードこそが、私たちが誇るお客様との価値交換の核なのだと感じています。
■ 理想の顧客をはき違えてはいけない
2つ目のワークである理想の顧客を5つの問いで描くに取り組んだ際、心に強く留めたことがあります。
それは、理想の顧客とは、こちらの都合の良い顧客(手がかからない、言った通りにしてくれる等)ではないということです。
理想の顧客とは、私たちでいうと、ココフルと繋がりを持ち、伴走させていただくことで、組織の課題を本質的に解決し、より良い未来へと導くことのできる経営者様や中小企業様です。
ここをはき違えて、単にこちらの都合でターゲットを描いてしまうと、本当に必要とされているサービスからズレてしまいます。
自社のサービスによって、どんなお客様を幸せにできるかという視点を、常にぶらさずにいたいと思います。
■ QDC(品質・納期・コスト)で見つめる現在の課題
最後のパートでは、品質(Quality)、納期(Delivery)、コスト(Cost)で自社の現状を評価しました。
- 【品質】:付加価値の提供はできている自負がある一方で、ミスの発生を防ぐ業務プロセスの構築や、より多くの方に認知していただくためのブランド力(三次品質)の向上はまだまだ大きな課題です。
- 【納期】:比較的早い回答速度を維持できてはいるものの、有難いことに顧問数が増え、一方で社内の人手不足もあり、以前に比べて回答スピードがやや遅くなってしまっている局面があることが悔しいポイントです。
- 【コスト】:私たちのサービスは決して安さを売りにしているわけではありません。しかし、だからこそこれだけのことをやってくれているのに、この料金でいいの!?と思っていただけるような、価格を遥かに超えるカスタマーバリュー(心理的サポートや成長実感)を届け続けなければなりません。
品質を落とさずに手続きに割く時間を減らし、サービスレベルをさらに均一化していくためには、やっぱり業務プロセスの効率化と任せられる後輩の育成が鍵になります。
定例研究会で気づいたことは課題だな〜で終わらせず、一歩踏み込んだ行動を習慣づけ、日々の中で自社の価値を見える化し、社内全体で価値の共有をする時間を計画的に作っていこうと思います。


次回の定例研究会のご案内
| 【テーマ】 | 「販売戦略」 |
| 【日時】 | 2026年8月6日(木) |
| 【会場】 | エル・おおさか 701 (予定) もしくはオンライン |
次回も、皆様とともに素晴らしい学びを深められることを楽しみにしております!
入会をご検討の方へ
MiraQは、企業の規模や業種を超えて経営者や経営幹部が共に学び、自社を良くする力を育むコミュニティです。
法人単位の入会で定例会にご参加できます。
※MiraQ(ミラク)=未来に輝く企業づくり研究会




