
開催概要
2026年10月8日(木)に、第19回MiraQ定例研究会を開催しました。
今回のテーマは「効果的な組織づくり」です。
「ワクワクが消えた職場には、創造性も、挑戦も、希望も生まれない」。
今回の研究会では、この問いかけを出発点に、社員一人ひとりが自分らしく働き、主体的に考え、行動できる「自立型組織」をどのようにつくっていくのかについて学び合いました。
事前学習では、仕事における「ワクワク」とは何かを振り返るとともに、ハーズバーグの二要因モデル(衛生要因・意欲要因)や組織の健康チェックを通じて、自社の現状を確認しました。
さらに、社員の当事者意識や成長を促すために、自分自身が明日からできること、そしてそれをどう継続していくのかについて考えました。
各グループでは、経営者と社員、それぞれの立場から見える景色の違いを共有しながら、コミュニケーションや組織のあり方について活発な議論が繰り広げられました。

当日の様子
| 16:00 | 代表 中村の挨拶 アイスブレイク「年末年始の楽しみ」 事前動画教材のポイント振り返り |
| 16:35 | ディスカッション① 「4つのレバーのうちあなたの会社で一番課題となっている要素は何ですか?」 |
| 17:00 | 意見共有 |
| 17:15 | 事前動画教材のポイント振り返り |
| 17:25 | ディスカッション② 「現在の財務体質はどのような状態ですか?またどのようなB/Sにしていきたいですか?」 |
| 17:45 | 意見共有 |
| 17:55 | 振り返り |
| 18:00 | 閉会 |
参加者からは下記のような声があがりました。
業種や立場を超えた対話を通じて、参加者の皆さまからは次のような気づきや決意が共有されました。
■ 自分にとっての「ワクワク」を知る
・ワクワクにはさまざまな種類があることに気づいた。新しいことに挑戦するときだけでなく、誰かに感謝されたときや、後輩・部下が成長したときにも喜びや達成感が生まれる。
・自分自身が仕事の中で何にワクワクするのか、普段はあまり立ち止まって考えていなかった。自分の仕事を少し違う角度から見てみることで、新たな楽しさを見つけたい。
■ 立場によって違う景色。コミュニケーションの重要性
・経営者と従業員では、仕事に対する視点やワクワクを感じるポイントが異なる。お互いの違いを理解し、共通の目的に向かって協力できれば、双方にとって良い組織になるのではないか。
・どの企業も、対人コミュニケーションや職責による視座の違いに悩んでいる。相手の話を聞くこと、目を見て話すこと、安心して意見を言える雰囲気づくりを大切にしたい。
■ 自立型組織に向けて、小さな行動を積み重ねる
・社員が主体的に動くためには、一人ひとりが仕事にどのようなメリットや喜びを感じるのかを理解し、会社の仕組みと結びつけることが大切。
・理念やビジョンを浸透させるためにも、まずは幹部や社員と一緒に考え、形にしていく時間をつくりたい。
・褒めること、感謝を伝えること、「あなたはどう思う?」と問いかけることなど、日々の小さなコミュニケーションを意識して続けていきたい。
■ 人材育成は一朝一夕ではない。継続することの大切さ
・組織や人材の育成に近道はない。気づきや工夫を重ねながら、取り組みを継続していくことが大切。
・自分自身の失敗や弱みも見せながら、相手の考えを引き出していきたい。安心して相談や意見を言える関係づくりが、社員の積極性につながると感じた。
スタッフメモ ~運営の視点から~
■ 大人にとっての「ワクワク」とは何だろう?
今回の研究会で、私自身が特に印象に残ったのは、「ワクワクとは何か」という問いかけです。
子どもの頃は、新しい遊びや初めての経験、これから起こることへの期待など、目の前の出来事に素直にワクワクしていたように思います。
では、大人になった今、仕事におけるワクワクとは何でしょうか。
今回のディスカッションでは、新しいことに挑戦するとき、自分の仕事で成果が出たとき、お客様から感謝されたとき、そして後輩や部下が成長したときなど、さまざまな意見が出ました。
特に興味深かったのは、自分自身が評価されることだけでなく、自分が関わった後輩や部下が評価されたときにも「やってよかった」と感じるという意見です。
自分が頑張ることだけでなく、誰かの成長や成功を自分の喜びとして感じられること。これも大人ならではのワクワクなのかもしれません。
また、ワクワクは単に楽しいという感情だけではなく、自分の仕事が誰かの役に立っている実感や、仲間と一緒に何かを成し遂げる喜び、未来に向かって挑戦する期待感など、さまざまな形があるのだと改めて感じました。
自分自身がどんなときにワクワクするのかを知ることは、働きがいや自分らしい仕事の仕方を考える第一歩になるのではないでしょうか。
■ 立場が違えば、見えている景色も違う
今回のディスカッションでは、経営者と社員が同じグループになることで、それぞれの立場から見える景色の違いが浮き彫りになりました。
経営者は、社員が主体的に動き、会社全体が自立して回っていくことを望んでいます。一方、社員は、自分の仕事で成果が出たり、誰かの役に立てたりすることに喜びを感じています。
どちらも決して間違っているわけではありません。しかし、お互いの考えを知らないままでは、思いがすれ違ってしまうこともあります。
参加者の声にも、コミュニケーションの大切さや、安心して意見を言える心理的安全性についての気づきが多くありました。
私たちココフルでも、日々の業務の中で、相手の考えを聞くことや、立場の違いを理解することを大切にしたいと思っています。
自分の考えを一方的に伝えるのではなく、「あなたはどう思う?」と問いかけること。相手の意見を否定せず、まずは受け止めること。そして、良い仕事や小さな成長に気づいたら、きちんと言葉にして伝えること。
こうした何気ないコミュニケーションの積み重ねが、信頼関係をつくり、社員が安心して自分の力を発揮できる組織につながっていくのだと感じました。
■ 自立型組織は一朝一夕ではできない。小さな行動を続けること
今回の研究会を通じて、改めて感じたのは、組織づくりに特効薬はないということです。
理念を浸透させたい、社員にもっと主体的に動いてほしい、コミュニケーションを活性化させたい。どれも大切な課題ですが、一度研修をしたから、制度を整えたからといって、すぐに組織が変わるわけではありません。
今回のワークでも、「感謝を伝える」「朝礼で相手の目を見て話を聞く」「打ち合わせの振り返りを当日中に行う」「困っている人に自分から声をかける」など、すぐに始められる小さな行動がたくさん挙がりました。
大切なのは、こうした行動を一度きりで終わらせないことです。
組織は、誰か一人の力だけでつくるものではありません。一人ひとりの行動や言葉、周囲との関わり方が積み重なって、その会社らしい風土が生まれていきます。
私自身も、まずは自分から周囲に関心を持ち、相手の考えを聞き、感謝や承認を言葉にして伝えることを意識していきたいと思います。
そして、自分自身が仕事を楽しみ、ワクワクしながら働くこと。その姿勢が周囲にも良い影響を与え、少しずつ組織全体の雰囲気を変えていくのではないかと思います。
「あなたが変われば組織は変わる」。
この言葉を自分自身の行動に置き換え、まずは自分から一歩踏み出し、継続していきたいと思います!



次回の定例研究会のご案内
| 【テーマ】 | 「労務管理と社員教育」 |
| 【日時】 | 2026年1月22日(木) |
| 【会場】 | エル・おおさか 南101 (予定) もしくはオンライン |
【テーマ】「組織風土と企業文化」
【日時】2026年11月12日(木)16:00〜
【会場】エル・おおさか(予定)もしくはオンライン
次回は「組織風土と企業文化」をテーマに、日々の行動や価値観がどのように会社の風土をつくり、企業文化として根付いていくのかについて学び合います。
初めての方も、経営者ではない方もぜひお気軽にご参加ください!
入会をご検討の方へ
MiraQは、企業の規模や業種を超えて経営者や経営幹部が共に学び、自社を良くする力を育むコミュニティです。
法人単位の入会で定例会にご参加できます。
※MiraQ(ミラク)=未来に輝く企業づくり研究会

